T様邸新築工事 Vol.009

2013年10月7日(月)~17日(木)※予定

基礎工事3日目!墨打ち・鉄筋組みの日です。

配筋組とは、捨てコン・砕石の上に鉄筋を使い、決められた位置に並べ、結束線と呼ばれる針金をハッカと呼ばれる専用道具で固定を行い、コンクリートの連結や基礎の強度を上げるために使われます。その為正しい施工を行なわないと、基礎の強度不足やコンクリートのひび割れに繋がります。

墨打ち
墨打ち

上記の写真が墨打ち後の写真。コンクリートの上に引かれてる黒いラインが墨打ちです。 このラインの外側(写真右側)に基礎の枠がセッティングされます。

 

この基礎枠をセッティングする前にベース部分に鉄筋を組んでいきます。

 

この鉄筋、よくよく見てみると錆びてるじゃねぇ~か!?大丈夫なの!?と心配なされる方々もいると思います。

 

答えは、大丈夫です!心配はいりません!

 

住宅基礎工事で鉄筋が錆びる事はよくある事です。

鉄筋が錆びていると、住宅基礎に良くないんじゃないかと考える人も多いと思いますが、問題が無いんです。

 

写真のように赤くなっている錆びなら、コンクリートとの付着が良くなるので、住宅基礎にはプラスです。

 

逆に錆びていない鉄筋は付着が悪く、コンクリートにくっつきにくいです。

鉄筋はコンクリートで密閉してしまえば、それ以上錆びることがないので、安心して大丈夫です。

 

また、雨が降らない天気が続き、全くサビがない鉄筋ですと、わざと鉄筋に水をかけて、錆びを作ることもあります。それほどこの錆びは重要なんです。

 

 

鉄筋組み全体
鉄筋組み全体

まだ、施工途中ですが全体はこのような感じです。 これぞ職人技!きれいに組まれているし、マス目も細かいでしょ!

 

この鉄筋の組み方が、乱雑だったり、マス目が大きかった状態でコンクリートを流してしまいますと、コンクリートの強度も落ちますし、ヒビが入る原因となります。

 

この状態は、普段は見れないところ!

住まいをお考えの方は、絶対見ておくべきな箇所です!

 

これからドンドン鉄筋を組んでいきます! 次回もお楽しみに!

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